2021年 02月 28日
ヨノナカコロナ禍ですね
こんにちは。橋蔵です。
ヨノナカコロナ禍ですね。当初3ヶ月くらいで収束するかなぁ。と思っていたのですが、パラオ空港が閉鎖されそろそろ1年となります。パラオでは多くのホテル、レストラン、ツアー会社、ダイビング会社が一時閉店となりました。街を歩いている観光の方はおられず寂しい風景です。店舗やボートの管理などでどうしても残らなければならないスタッフだけを残しツアーガイドやダイビングガイドの多くが日本へ帰国したダイビングショップも多いようです。
パラオ人を含めパラオ内に残っているスタッフの多くはレイオフになり収入を絶たれ非常に厳しい状況が続きます。アメリカ人、韓国人、中国人、フィリピン人など外国から来ているダイビングスタッフは全ての航空便が止まっているため帰国もままなりません。この間に特別便が3便設定され日本へ帰国できるチャンスがありましたが、この先は日本へ帰国する航空便の予定はない状況です。
クルーズコントロールはと言いますと、一時閉店はせず時短営業を続けております。島内にダイバーさんが少しだけおりますので、おかげさまで週末を中心にダイビングボートが出せています。またシャコ貝の養殖業者さんやエアコンの修理業者さんがエアータンクのレンタルのために来店してくれます。閉店してもしなくとも苦しい状況は同じなので、一時閉店はせずできることを探しながらスタッフ一同なんとか笑顔でおります。
年明けにダイビングガイド兼ボートオペレーターのスティンさんが亡くなりました。クルーズコントロール創業時から色々と助けてくれた素晴らしい方でした。シャイで物静かで皆に愛される方でした。亡くなる前にスティンさんへの応援ビデオレターを作ろうと以前のスタッフや知り合いに連絡を取りました。その過程で元スタッフ・アキラのアイデアを元に、パラオダイビング協議会のTシャツのプロジェクト「CloseToYou」が始まりました。レイオフになっているパラオ人などの生活費に充てられるかも知れないと思い協議会へ相談したところ満場一致でプロジェクトがスタートしました。
ちひろが中心となって立ち上げたパラオダイビング協議会CloseToYouプロジェクト。パラオリピーターの皆さまからのご支援を頂きたくさんのCloseToYouTシャツが生産されると楽しいなぁ。と思っています。デザインもちひろが担当させて頂きました。これまでのクルーズコントロールのTシャツとはまた違ったテイストに仕上がりました。とても可愛いTシャツだと思います。コロナが収束したらウエットスーツの上にこのTシャツを着てお揃いで潜りたいですね。
詳しくはクルーズコントロールWEBをご覧ください。いつもありがとうございます!
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by CC-hashizo
| 2021-02-28 11:15